SMTP 認証の流れがイマイチ掴みづらかったので流れをまとめてみる。
環境は XMail 1.27 + XMailCFG 2.39 です。
- (0) 各アカウントの 「SMTP 許可属性」 の 「R (リレー制限をバイパス)」 にチェックが入ってること
- (1) クライアントが SMTP にアクセス
- (2) 「SMTPアクセス許可」 で許可されている IP アドレスか?
はい → (3) / いいえ → (NG)
- (3) 「SMTP リレー許可」 に IP アドレスがあるかどうか?
はい → (OK) / いいえ → (4)
- (4) 「XMail 環境設定」 の 「アクセス非許可クライアントへの対応方法」 が 「SMTP 認証に成功すれば送信許可」 か?
はい → (5) / いいえ → (NG)
- (5) クライアントが SMTP 認証してきたか?
はい → (6) / いいえ → (NG)
- (6) SMTP 認証成功したか?
はい → (OK) / いいえ → (NG)
- (OK) 送信可
- (NG) 送信不可
「SMTP リレー許可」 はローカルからプログラムでメール送信 (例えば何かの監視プログラムがアラートでメールを送るとか、WEB サーバーが一緒に走っててスクリプトからメール送るとか) をしなければ何も指定しなくてもいいと思う。
当方の設定は以下の通り。
SMTPアクセス許可 | 0.0.0.0 / ALLOW |
SMTP リレー許可 | 127.0.0.0 / ALLOW 192.168.0.0 / ALLOW |
アクセス非許可クライアントへの対応方法 | SMTP 認証に成功すれば送信許可 |