EZfactory に 「-EZweb 仕様書-【EZweb 全般】Web ページ記述ガイド Version-1.0 (2012-03-30)」 があって、この PDF の 51 ページに記述があった。
- ブラウザバージョン「7.2.7.1.K.4 (2009 夏端末の一部)」から RFC1867 に規定されるHTML における書式からのファイルアップロード機能が搭載
- アップロード可能なファイルサイズは500Kbyte 以下の著作権なしファイル
- ファイルは端末のデータフォルダまたは外部メモリ (microSD) データフォルダから選択可能
- 動画は、その端末で撮影したもののみが対象
「2009 夏端末の一部」 ってのがどこら辺なのか調べた。
2008 年までは W6x# といった型番で、2009 年から #00X のような型番に変わっていました。(# はメーカーの1文字。パナソニックなら P、カシオなら C など)
ケータイアップデートで未対応から対応にある機種もあるので、
KDDI au: 技術情報 > 機種別情報一覧 (
http://www.au.kddi.com/ezfactory/tec/spec/new_win/ezkishu.html)
このリストを鵜呑みにするのは NG かと思う。
最初にリストを作ってて、それに合致するか否かというリストに使用するなら、Flash Lite 3.0 の端末が 7.2.7.1.K.4 以降の端末という決め打ちでも良い気がします。 少し乱暴な気もしますけどw
アクセス時点で判別するなら USER-AGENT に値があるんだから、それを使えば OK。
自分の G'zOne TYPE-X が 6.2_7.2.7.1.K.5.207 でした。「7.2.7.1.K.」 の部分は今のところ不変なのかな?そうだとした場合は正規表現で
7\.2\.7\.1\.K\.([0-1]+)
として、$1 > 4 で良いかと。
■ softbank の場合
Mobile Creation | ソフトバンクモバイル - WEB & NETWORK (
http://creation.mb.softbank.jp/mc/tech/tech_web/web_docandtools.html)
3GC 端末はサポート△で、3GC2 端末以降は○です。
XHTML編 の PDF に 「2006 年10 月以降に発売したソフトバンク3G 携帯電話を3GC2 型端末、以前に発売した端末を3GC1 型端末と呼称する。」 と書いてありました。
softbank は全機種でアップロードが可能と考えても良さそうです。
■ docomo
iモード対応HTMLのバージョン | サービス・機能 | NTTドコモ (
http://www.nttdocomo.co.jp/service/developer/make/content/browser/html/version/)
iモード対応HTML7.2 でファイルのアップロードが対応。
作ろうiモード:iモード対応XHTMLのバージョン | サービス・機能 | NTTドコモ (
http://www.nttdocomo.co.jp/service/developer/make/content/browser/xhtml/about/index.html)
iモード対応XHTML 2.3 でファイルのアップロードが対応。
アクセスしてきた端末から対応、未対応を知る事が出来ないので、
作ろうiモードコンテンツ:ユーザエージェント | サービス・機能 | NTTドコモ (
http://www.nttdocomo.co.jp/service/developer/make/content/spec/useragent/index.html)
ここから一覧を作成するしか無さそうです。
幸いにも
このページの HTML が綺麗、丁寧なのでプログラムとかで機械的に取得、整形は比較的簡単そう。
最近はそこそこ名前が知れたサイトでも HTML がクソだったりするなか、こういった綺麗な、丁寧な HTML は見ると嬉しいもんです。